小網橋(こあみばし)は、
かつて岐阜県各務原(かかみがはら)市川島小網町と
上路式ゲルバー橋。別名思いやり橋。
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木造橋だった頃の小網橋
1960年(昭和35年)頃、建設省の木曽川河川改修工事のため、
木製の小網橋の撤去が必要となり、架け替えが計画された。
しかし計画では幅2mの狭い橋であった。
将来の自動車社会の到来を危惧した
幅3mの橋として建設されることとなる。
また、橋の中央部に長さ10m、幅5.5mの待避所も
つくられることとなる。
小網橋は中央に待避所があるとはいえ自動車1台分の幅しかなく、
優先順位をめぐるトラブルが絶えなかった。
口喧嘩、取っ組み合いもあり、警察沙汰もあったという。
そのため、いつの日からか、“けんか橋”という汚名がつけられていた。
このことに心を痛めた地元川島町の小学生を中心に、
譲り合いを呼びかける看板を設置した。
この看板の効果かトラブルは激減し、“思いやり橋”と呼ばれるようになった。
この事柄から、2003年(平成15年)、
公共広告機構(現:ACジャパン)が思いやりをテーマとした広告を製作。
中部地方限定で広告された。
対面通行が不可能な狭い橋。
ドライバー同士のいさかいが絶えないことから、ついた異名が「けんか橋」。
ここに、あるとき地元の子ども会が一枚の看板を立てました。
これをきっかけに、ドライバーたちが譲り合うようになり、争いごとがめっきり減ったといいます。
この作品では、新聞記事にも取り上げられた実在の橋の話を通して、
運転における「思いやり」の心の大切さをアピール。
運転マナーの悪さでは全国1、2位ともいわれる
名古屋地域ならではのキャンペーンだといえます。
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と、いうお話の橋なのでした・・・