先日ヤフーニュースに出ておりました
41年前(昭和55年・1980年7月)、
振り返る。
密輸容疑で逮捕された暴力団組員が、
タイから拳銃と一緒に持ち込んだ
毒ヘビを捨てたと自供
その数70匹。
町は大騒ぎになった。
(注 その肝心のヤフーニュースの記事はすでに見ることが出来ませんので
掻いつまんで説明しますと・・・
拳銃を密輸したと自供
自供によると、その後、用済みとなった毒ヘビ70匹は
土地勘のあった多賀町の
国道306号の犬上川沿いで捨てた
その際、毒蛇はドライアイスで凍らせたので死んだはずだったと・・・
ところが後日その捨てた場所付近で生きた毒ヘビが見つかったのであった
町は上を下への大騒ぎとなったのである
↑捜索で見つかった毒ヘビのラッセルクサリヘビ
捜索は連日続き、1日最大265人が断崖や下を流れる犬上川の
河川敷を歩いた。
この間、生きたラッセル1匹と多数のヘビの死骸や骨を見つけた。
ヘビの総数と組員が自供した数がほぼ一致したこともあり、
12日目に捜索本部を解散した。
ところが1カ月以上たった9月に、
現場から500メートル離れた採石場の岩の上でとぐろを巻くコブラが見つかり、
再び大捜索が行われた。
見つかった毒ヘビはその場で首を切られ、
在来のヘビも巻き添えで殺されたという。
京都新聞は「大捜索で血祭り」の見出しで現場の空気を例えた。
ヘビは寒さに弱いが、現場一帯は岩穴が多く、
冬でも一定の温度が保たれることから、町は年内の安全宣言を見送り、
翌年の10月末にようやく安全宣言を出した。
国道脇の現場はその後、公園が整備された。
一角には「日タイへび供養塔」も。
しかし新トンネルの完成に伴い、公園を含む区間は廃道になった。
公園までの道は崩落した土砂でふさがれ、人々の営みから隔離されて久しい。
と、このニュースを読みまして”これは面白い!”と
この場所は一体どこであろうか?と
日タイへび供養塔でググったところ、真っ先にヒットしたのが
RKパパさんのこの記事でありました(2018年)
その記事を読みまして初めて場所が
国道306号 佐目(さめ)トンネルの旧道だとわかりました
これは早速パクって行かなくては!と
その佐目トンネルの旧道で再びググったところ、真っ先にヒットしたのが
クイックさんのこの記事(2009年 記事は2014年)
ちなみにこちらには寿さんも行ってお見えですね(この記事(2016年))
なんと恐ろしや!
ここを検索すると同業者の皆さんが上位に顔を出しているのですw
これは負けられぬ!
と、言うわけでわたくしもこの現地に行って参りました
国道306号 佐目トンネル 旧道
2021年版スタートです ②に続く・・・
余談
①40年ほど前は入管も杜撰だったのか?金属探知機なんてなかったのか?
②土地勘があったということは、この暴力団組員は多賀町民?もしくは滋賀県民?
➂コブラの見つかった採石場って滋賀鉱産(株)多賀鉱山のことでしょ?
➃折角輸入した毒ヘビ、どうせなら川に捨てるではなく
敵対する暴力団組長の自宅に放つっていう方法もあったと思うのだが
これぞ再利用だと思うのですがねw