そのダムカレーを食べる前に訪ねてみたのが
同町にあります森の石松の墓
森の石松と言っても今の若い人は多分ご存知ないはず
かく言うわたくしも子供のころ、清水の次郎長のテレビ番組を見て
ぼんやりとその存在を覚えているだけなのでありました
ほかには大政・小政・吉良(きら)の仁吉などもいます
「あんた江戸っ子だってね、食いねぇ、寿司を食いねぇ」
と言うのは森の石松の有名な言葉ですが
実は創作だそうです(詳しくはウイキペディア参照)
森の石松の出身地とされるのがここ森町
森の石松の森とはこちらのことを指します
で、こちらの出身地にお墓もあるのですが
元来やくざものだったため
大洞(だいとう)院の寺の敷地内でなく門前にそのお墓が建てられたそうです
道中に大洞院の案内看板が出ております
それに従って進めば迷うことなく大洞院にたどり着けます
その入り口にあります駐車場に車を停めるともう目の前がそのお墓です
石松の墓石の欠片を持っているとギャンブルに強くなるという俗信があり、
大洞院の石松の墓は何度も作り直されている。
現在建っている物はアフリカ産の極めて硬い石材を使用している。
1代目・2代目とその俗信を信じた人に墓ごと盗まれたそうです
(いちいち欠片を削るのは面倒くさい
いっそのこと墓ごと盗んでしまえ!と言うことでしょうか?)
たまたま戻ってきた1代目の墓石はその脇にありました
もう勝手に削られてはいけない!と言うことでしょうね
金網で厳重にお墓が囲まれているのでした
だから3代目のお墓はアフリカ産なようです
この日は年配の男女が4名ほど見えてました
やはり森の石松を知ってるのはそれなりの年齢の方々に限られるのかも・・・
森町さん、若い人にもアピールしないとこれでは廃れてしまいますよ